IchigoJamとモニタとバッテリをケースに収めてみた

IchigoJamをモバイル化して、どこでも遊べるようにしたいと思い、IchigoJam本体とモニタとバッテリをケースに納めてみました。さらに、100円ショップのプチブロックを貼り付けて、モーターやセンサーを簡単に着脱できるようにしています。ここではざっと作り方の流れを解説しますが、後日あらためて詳細な手順をアップ予定です。

ケースに使用するのは、ダイソーで買った「積み重ねボックス 小・フタ付」です。

Amazonなどで1000円台で買える、ノーブランドの4.3インチモニタを分解します。背面のネジを外してケースを開けて、液晶面と基板、ケーブルだけにします。


ケースに、液晶と同じサイズの穴を開けます。プラスチックカッターやヒートナイフなどを使って、ケガをしないように開けましょう。さらに、背面にはキーボードのUSBを接続する穴、電源のUSBケーブルを接続するための穴もあけておきます。また、サーボモーターやセンサーのケーブルをとおす穴も開けています。

透明プラ板を切って、ケースのフタの上から貼ります。

ケースのフタの内側から、液晶をはめ込んで、マスキングテープなどで固定します。


ケースの切り口が雑になっているのを隠すために、フリーカットのシールを貼ります。液晶面の周囲が角丸になるようにカットすると、かわいい印象になります。

さらに、ダイソープチブロックで飾りを付けています。右の赤いブロックの裏側には、LEDを仕込めるように穴を開けています。


モバイルバッテリはなるべくコンパクトなものを選びます。充電用マイクロUSB、給電用USBの延長ケーブルを取り付けます。L字タイプを選ぶと、ケースに収めやすいです。

給電用ケーブルの先には、USB スイッチ付コネクタ、2分岐のケーブルを取り付けます。その先には、IchigoJamの電源につなぐためのマイクロUSBと、モニタにつなぐための昇圧コンバータをつなぎます。


IchigoJam本体に、ビデオケーブルとキーボード接続のための延長USBケーブルをつなぎます。


ケースにモバイルバッテリとケーブルを収めます。バッテリは両面テープなどで固定しましょう。キーボードを接続するUSBのポートと、電源用USBのポートは背面の穴からのぞかせて、グルーガンなどで固定します。


IchigoJam本体もケースに収めて、各ケーブルもつなぎます。


ケースにすべてのパーツがおさまったら、プチブロックを貼り付けて、穴をあけた周辺などの見映えを整えます。


背面のポートにキーボードをつないで、電源をオンにします。


プログラムで顔を表示してみました。

ブロックにひもをつければ、持ち運べます。


サーボモーターや測距センサーにもプチブロックを貼り付けておけば、ケースに着脱可能になります。

応用で、アドベンチャータイムに登場するキャラクターの「ビーモ」も作ってみました。

有隣堂横浜駅西口店にて、プログラミング体験イベントをやります!

3コメント

  • 1000 / 1000

  • マッキンゼット

    2020.01.08 10:19

    返信ありがとうございます! 組み込みの本を読んでいるのですがイマイチ理解出来なかったので、早速実践してみようと思います!
  • toshio

    2020.01.08 08:33

    @マッキンゼットマッキンゼットさん 興味を持っていただき、ありがとうございます! 関連記事のリンクです。 ・IchigoJam https://www.mono-box-media.com/posts/1779821?categoryIds=409140 ・関連情報 https://www.mono-box-media.com/posts/categories/409140 おすすめ書籍と書籍+本体セットはこちらもご参照ください! ・書籍 https://www.amazon.co.jp/dp/4906768318/ref=tsm_1_fb_lk ・書籍+本体セット https://jamhouseshop.theshop.jp/items/3473038
  • マッキンゼット

    2020.01.08 07:18

    私もビーモを作ってみたいのですが、イチゴジャムが何なのか分かりません。 どの記事に戻ればわかりますか? また、自分で組み込みをやってみたいのですが、初心者にオススメのキッドや本はありますか?